- Fラン大学生(理系)の就職活動
- 理系Fラン大学生が狙うべき職種
- Fラン大学生(理系)が就職活動でやるべきこと
理系学生でも、Fラン大学所属だと優良企業へ就職できるか心配になりますよね。
今回は理系学生(Fラン大)の就職活動の実状と、狙うべき職種について紹介します。
この記事でご紹介する「Fラン大学生がやるべきこと」を実践することで、Fラン大学生でも有利に就職活動を進めることができます。
筆者の同級生や後輩も、「Fラン大学生がやるべきこと」を実践したことで、内定を取ることができました。
記事前半ではFラン大学生(理系系)の就職活動の実状を、後半では狙うべき職種について解説するので、じっくり読み込んでください。
- 就職希望エリアの工業高校の就職先を確認
- 学校推進・教授紹介企業の確認
- エージェントサイト登録(未登録サイト)
目次
Fラン大学生(理系)の就職活動は?
文系と比較してライバル学生が少ない
理系学生のメリットは、文系学生と比較してライバルとなる学生が少ないことです。
文部科学省のデータでは、人文・社会系の学生は約130万人であり、全学生の約半分を文系が占めています。
理系は全体の2割程度(46万人)であり、ライバルとなる学生が少ないのが理系就活の特徴です。
当然ですが、Fラン大学生よりも高学歴の学生の方が就職活動を有利に進めることができるため、ライバルが少ないため、優良企業に就職できるわけではありません。
一方で、ライバルが少ないため、しっかり就職活動に取り組むことで希望する職種に就職することも可能です。
文系学生は理系求人企業に内定を貰うことが出来ませんが、理系学生は文系・理系求人の企業へ就職することが可能です。
Fラン大学生でも「Fラン大学生がやるべきこと」を着実に実践することで内定を貰えるため、解説についてじっくり読み込み実践してください。
得意分野があるため、企業とマッチングしやすい
理系学生は、専門分野を学んできたため企業とのマッチングがしやすいメリットがあります。
企業が理系学生に求めることは、専門分野の基礎知識が身に付いていることです。
企業も基礎知識を身に付いている学生を獲得することで、導入研修の負荷を軽減することができます。
また、理系学生は専門分野を取り組みその分野を職業として希望する学生は、離職率が低く、長く会社で活躍できることが見込める学生です。
企業側も1・2年育てた後に離職されては、不効率なため離職率が低い学生を獲得したいニーズがあります。
そのため、企業と学生のニーズがマッチしやすいことから、現在学んでいる学問を仕事にする場合は就職活動を進めやすいメリットがあります。
また、理系学生は4年生になると研究室に配属されるため、「運」が良ければ研究室の教授より企業を紹介してもらえるチャンスがあります。
研究室の教授より紹介してもらえる企業は、大学の先輩が活躍している企業であり、ホワイト企業である確率が高いです。
Fラン大学生(理系)が狙うべき職種
専攻学問のインフラ系企業
理系学生に1番おすすめできる企業は、専攻学問のインフラ企業になります。
理系はこれまで学んできた専門分野の企業とマッチしやすい傾向があるため、安定的な収益が見込めるインフラ企業がおすすめです。
- インフラ企業とは?
- インフラとは「インフラストラクチャー(下部構造)」の略であり、人々の生活を下支えする企業をインフラ企業と呼ばれます。例えば「エネルギー(電気・ガス)」「交通・通信」などが該当します。
理系の学問では、ほとんどの分野で該当するインフラ企業があります。
インフラ企業は、生活の基盤であり人々の生活には欠かせないモノやサービスを提供しています。
そのため、収益が安定しており、インフラ企業はホワイト企業である確率が高いです。
大手企業のインフラ系会社へ就職することは難しいですが、その子会社や関連会社への就職はFラン大学生でも可能です。
そのため、専攻学問のインフラ企業を調べる際は、まず大手企業を検索し、その子会社や関連会社を調べるようにしましょう。
専攻学問のBtoB企業
理系学生に2番おすすめできる企業は、専攻学問のBtoB企業になります。
理系はこれまで学んできた専門分野の企業とマッチしやすい傾向があり、取引先が固定しているため収益が安定しているのが特徴です。
- BtoB企業とは
- BtoB企業は、法人企業に対してモノやサービスを提供する企業を指します。
法人企業は個人顧客よりも資本が大きいため、受注単価が大きく、かつ継続的な取引関係になるため、軌道に乗っているBtoB企業は収益が安定しているのが特徴です。
BtoB企業は、業界の変化が激しくない傾向であり、ホワイト企業である確率が高いです。
地方の金融機関(銀行・信用金庫)
- 地方の金融機関は、Fラン大学生でも十分合格可能なライン
- 社会的な信用度が高い
Fラン大学生(理系)におすすめできる業界・職種は、金融機関になります。
「みずほ銀行」や「三菱UFJ[」「三井住友」などのメガバンクは、Fラン大学生では就職することが出来ませんが、地方の銀行や信用金庫であれば合格することも可能です。
銀行や信用金庫は知名度に関わらず、就職できた際は社会的な信用度を得ることができます。
また、お金のプロとして仕事するため、就職活動中に時間に余裕がある場合はFP3級や簿記などの資格取得に努めましょう。
>FP3級おすすめ参考書4選 |人気ランキング|口コミ・評価|2022年度・2021年度版
IT業界
- IT業界では積極的に文系学生も採用している
- ポータブルスキルが身に付くため、食いっぱぐれない
IT業界は専攻している分野に関わらず、おすすめできる業界になります。
Fラン大学生が大手IT企業へ就職は難しいですが、中小企業であれば情報工学を専攻していない学生であってもプログラマーとして採用する企業があります。
IT企業の採用担当者にヒヤリングしたところ、2週間程度プログラミング学習することで、ある程度プログラムを書けるようになるため、情報工学を専攻していない学生も募集しているとのことでした。
IT業界は人手不足と言われており、就活生有利の市場でもあります。
未経験者でも採用する企業が多数あるため、Fラン大学生であれば一度はインターシップや説明会に参加されることをおすすめします。
また、IT業界がおすすめできる理由として、プログラマーとして働くことでポータブルスキルを身に着けることができます。
- ポータブルスキルとは?
- 「持ち運び可能な能力」になります。
A社で身に着けた能力を、B社でも発揮できる能力を指します。
プログラマーで働いた経験があることで、別のIT企業へ転職することが可能です。
Fラン大学生は転職活動も苦労する傾向にあるため、手に職を付ける意味でもIT業界で働くことがおすすめです。
>>Fラン大学生はIT業界への就職がおすすめ理由4選|Fラン出身の私がメリット・デメリットを紹介
Fラン大学生(理系)が就職活動でやるべきこと
- 就職希望エリアの工業高校の就職先を確認
- 学校推進・教授紹介企業の確認
- エージェントサイト登録(未登録サイト)
就職希望エリアの工業高校の就職先を確認
Fラン大学生(理系)が就職活動でやるべきことは、就職希望するエリアの工業高校の就職先を確認しましょう。
結論になりますが、工業高校生が就職している企業はFラン大学生でも内定を貰える確率が高いです。
工業高校生の就職方法は、主に学校推薦であり、その工業高校と長く付き合いのある企業になります。
そのため、ホワイト企業である可能性が高く、就職希望するエリアの工業高校の就職先を確認するのがおすすめです。
- 商業高校の就職先を確認する方法は?
- 商業高校の公式ホームページに掲載されています。
公式ホームページの「進路状況」ページ等に掲載されています。
学校推薦・教授紹介企業の確認
理系学生のメリットは、学校推薦や教授より企業を紹介してもらえることです。
Fラン大学でも大手企業に就職できるチャンスは、学校推薦と教授からの紹介になります。
一般公募から大企業から内定貰うことは、基本的に難しいと認識しましょう。
未登録の就活サイト登録
Fラン大学生であれば、より多くの就活サイトに登録するようにしましょう。
下記就活サイトは、一般的な就活サイト(マイナビ等)と異なり、Fラン大学生におすすめできるサイトになります。
有名就活サイト(マイナビ等)の求人では、優良企業を高学歴の学生に占有されているため、マイナーな就活サイトより応募することがおすすめです。
就活サイト |
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・逆オファー型エージェントサイト |
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まとめ
今回はFラン大学の理系学生向けに、就職活動の実状と、狙うべき職種を中心にお伝えしました。
理系学生は、ライバルが少なく、専攻している学問の企業へ就職しやすいのが特徴です。
ただし、高学歴の学生と比べると就職活動は不利になるため、以下の「やるべきこと」をやり通すことがおすすめです。
- 就職希望エリアの工業高校の就職先を確認
- 学校推進・教授紹介企業の確認
- エージェントサイト登録(未登録サイト)
やるべきことを実施することで、人生が大きく変わります。
今回紹介した方法は、学力に関係なく実践できる内容を紹介しましので、覚えただけではなく、ぜひ実践してください。
「就職希望エリアの工業高校の就職先」は10分程度で検索が可能ですし、未登録のエージェントサイトがあれば、5分も掛からずに登録することができます。
Fラン大学生は困難な就職活動になるため、今回紹介した内容を参考に実践できることは時間と手間をかけるようにしましょう。
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